2001.07.25 released PSCR-5982 ¥3,000(tax in)
ミヤコショップamazonわたしは歌が好きです。
歌うことも作ることも聴くことも。
歌は魔法みたいです。
悲しい時に聴く歌はわたしをなぐさめてくれる。うれしい時に聴く歌はわたしをもっと元気にしてくれる。泣きたい時に聴く歌はわたしをじゃんじゃか泣かせる。
どんな時にもわたしのそばには歌があって、支えてくれます。
時にとてつもなく悲しい目に合わされることがあり、すごくいやになるのに今度はまた歌が助けてくれるのです。
そんな不思議な力を持つ歌をわたしはどんな時も歌っていたいと思います。
歌。・・・これに触れているわたし、うたうわたしはものすごくすてきと思えます。自画自賛できること、わたしにはこれしかありません。
だから、こんなわたしを見てほしいし、なによりもわたしの大事なお子たちに触れてください。
わたしの歌を聴いてくれただれかのこころがあったかくなったり、いい気持ちになってくれること、それが一番の幸せです。
たくさんの出会いと別れ、生きてゆくことへの不安や自分への想いなど、今、わたしがここに至るまでのことを素直に綴った歌ばかりを集めた、すてきなアルバムができたと思います。
アルバムづくりに関わってくださった本当にたくさんの人々に、こころから感謝をしています。
2001年 初夏 長谷川 都
ここからは、わたしのこのアルバムに入っているうたたちにまつわる思いを綴るのだけど、ひとつお願いがあります。
できたらまず、このアルバムを聴いてみてから、ここを読んでほしいのです。
どうしてかとゆうと、わたしが作ってうたう歌はもちろんわたしの作品、でも、それを届けたいと思うのは、この歌たちを、みんなの耳とこころで、感じで欲しいから。
その上でわたしの思いを知ってもらって、ああ、この人こうゆう風に思ってたんだなあ、なんてなんとなく知っていてくれるとうれしいです。
わたしの届けるうたは、聴いてくれる人それぞれの、歌であってほしいと、こころから思います。
01. ことばなんてなければいいのに
たくさんのことを感じているのに、わたしはそれをことばに上手に表すことができません。一生懸命伝えたいのに、もどかしい思いでいっぱいの、ものすごく大事な歌。
02. 忘れないよ?
失った仲間に向けて作った歌で、人が時に感じる、悲しい別れの時の気持ち、生きることへの思いを込めました。
03. ミルク
自分じゃない誰かを好きになった恋人をまだ大好きな時、どうしていいかわからないくらい切ないのに、頑張って笑おうとしているような、けなげな友に向けて綴りました。
04. 空の見える公園
わたし自身も大好きな公園での、大切な友の思い出をそのまま閉じこめたら、物語りのような美しい歌ができました。
05. 幸福の木
幸福の木は、わたしたちに幸せを運ぶために、ひっそりと、でも力強く生きているのかもしれません。お部屋で眺めていたら、とても愛おしく感じて歌ができました。
06. おとなのこども
人はいつから大人になって、いつまでこどもなのですか?23歳のわたしは、こころの成長が年齢に追いつかぬ、迷いつづけるおとなのこどもです。小学校のころの合奏のような、楽しいレコーディングでした。
07. 月が消える丘
実在する、月が消える丘の話を知った時、恋を失った女の子の気持ちを重ねて作った歌で、オリエンタルな感じがすごく切なくて美しい曲になったと思います。
08. ながれ星
幸せな恋をして愛し愛されるには、きっと自分自身がきらきらすることが一番大事なのかもしれません。生のハープはあまりにも美しいでした。
09. だいきらい
これは、毎日を生きることに常にもがき苦しむ自分自身の歌です。頑張っている自分にいいこいいこしてあげたい。
10. 歌をうたおう
きっと、歌って、みんなを幸せにしてくれるものであると思う。わたしは、どんなときもずっとずっと歌っていたいのです。
11. はてしない空
何ごとにもまっすぐに結果を気にせず突っ走れていたころ、そのころの純粋な気持ちをいつまでも持ち続けて限りない未来に向かって進みたいとゆう思いを込めました。自分のことをずっとずっと見守り続けていてくれる、わたしにとって一生かなわぬ大きな存在である空のうた。
12. まあるいおさかな空へゆく
わたしが今ここでこうして歌を歌えるのは、わたしを支えてくれるみんなみんなのおかげです。ちっぽけな池で泳いでいるわたしだけど、いつか限りない空に羽ばたいてゆきたい、そんな、未来へのうた。みんな、ほんとに、ありがとう。